『少子高齢化が笑止恒例化』ナルホドなる程、そう来るか。
我が家では夕飯時に、高校生の息子との「しゃべり場」がある。たいていは日常のささいな話なのだが。なので結論ずけたことも、余りない。まぁ、コミュニケーションに意味があり、話題自体は大したテーマでもないので、これで丁度良いのである。
正月が明けて、しばらくたった頃の話。子供に「このスマニューの記事、ちょっと読んでみて」と、携帯を渡した。(※当該記事はいちばん下に添付しています。)
見せた記事とは『若者の恋愛離れ』について。
さらに続けて「この記事どう思う?」と聴くと、子供は「こんなモンとちゃうかな~?」と言った。ワタシはしばし、う~ん、、、と唸った。
「そうかぁ、まあそうかもしれんねぇ…」ワタシは続けて言う「…しかしね、組織とか企業の行うマーケデータは、結構嘘(作為的)が多い。だいたい答える方も、マジ答えしていないしな」
その後、しばしそのヤヤコシイ話が続いて、、、それじゃあね、と“高校でアンケート”をとるコトになった。(←そんなコトするか、普通…笑)
『リアルデータこそ、命!』
このあたりがこの親子の“へんてこりんなトコ”でもある。いったんヤルと決まると、あとの作業が早い。設問は以下の四つにしぼった。単純に答えやすいからだ。
とりあえずN数(分母)は男女混合で二クラス位あれば、まずまずのサンプルとなるだろう。もちろん現場は、息子に任せるしかない。
質問1、結婚したいですか?
質問2、いつしたいですか?
質問3、子供は何人欲しいですか?
質問4、相手の年収はどれくらい?
子供が絶滅危惧種に??そのあとに“輝く✨日本の未来”は、あるのか?!そして、高校でのアンケート結果は…笑撃的?!
高校三年生2クラス中、無作為抽出(N=50) 男女比(ほぼ50:50)
Q1、そもそも、結婚したいですか?
YES…47人 ←“!”
NO……3人
オヤヂのただの感想/希望 (気にしたらマケのグダばなし↓以下同)
50人中、47人が“Say YES”と答えた。ヤル気のあるヤツ94%ですか。エロいエラいねっ!「日本の未来は君たちにかかっている、と言っても過言ではない!」←校長風コメ
なかなかな「結婚希望者 四十七士」である。善いではないか、是非本懐を遂げて頂きたい。一方、討ち入りを待てずに三名はすでに、あきらめムードなのか?
参考案件/オールスターが勢揃い!!忠臣蔵↓
いやいや、諦めるのはまだ早い。花の十七歳の小娘が(←知らんけども)すでに夢なく「私は独りで、生きていきます!」これは、駄目だっ!なんか、勿体ない!「討ち入りのチャンスは、まだまだあり申す」そのうえで、武運つたなくと…攻めて逝きたい。
社会に出てからの“余計なものなど”なければ、一番よいのだが。いまは若者を失望させる“余計なもの”が、多過ぎる気がする。
だからといって、目を閉じ耳を塞ぐのも、おろかな話ではある。
Q2、いつ、結婚したいですか? (n=47)
20歳…1人
25歳…19人 ←〈 早い方が○○いいと思うから…
27歳…2人
28歳…9人
29歳…11人 ←〈 金銭的な問題、まだまだ遊びたいからね…
30歳…1人
33歳…2人
35歳…2人
オヤヂのただの感想/時期
第一ピークが25歳、第二ピークが30歳まえという“ツインピークス”になっている。(←想いだすなぁ、デヴィト・リンチだね…面白かったなぁ、あのドラマは)話と関係ないけど貼っておきます。
参考案件/ツイン・ピークス。おすすめの映画デス!
結婚適齢期問題は、昔からあって。
昭和時代では「クリスマスケーキだった。賞味期限は25歳まで!」売り時過ぎれば…バーゲン?半額か?!に例えたり、さらに「大晦日。31歳でみそか営業終了、シャッターがらがら」と、例えられたりしてきた。(なにも女性だけの話ではなく、男性側にも大きなプレッシャーがあった。でもいまは、そんな妙な呪縛はなくなったのかな、あまり面白い例え話聴かない。
結婚適齢期はまた、出産最適期でもある。
寿命がドンドン伸び人生八十年時代になり、人生がぼやゃ~んと間延びした感じはするよ。
トレンド[ 恋活→恋愛→結婚→出産→離婚→恋活→再婚→熟年離婚→老いらくの…恋? ]←えぇ、何処までやるの~?!というロングスパン計画をも可能にした。
さらに、高年齢出産(マルコウとか云う役所隠語…死語?)は、まだまだ色々な問題がある。医療の進歩で「リスクヘッジが果して出来るのか?」かなり疑問がある。
さらに更に、産んだ後の“子育ての大変さ”⊂⌒~⊃。Д。)⊃クハッ…を、考えればね。のんびりしていると、ヤバさばっかり増大することに。自分ひとりでは何ともならない“子供問題”は、結婚においてウェートが凄くおおきいのだ。
Q3、子供は何人、欲しいですか? (n=47)
0人… 2人
1人… 24人 ←〈 金銭的な問題があるし…
2人… 18人 ←〈 兄弟が多い方が良いから…
3人… 2人
4人… 1人
オヤヂのただの感想/子供
やはり、予想どうり「ひとりかふたり」が、メインとなった。これが高校生のスタンダードのようだ。
その中でふたりを選んだ理由「自分が一人っ子で寂しかったから、子供は多い方が良い!」だから、自分の子供は“ふたり”がイイらしい。
これ「ありゃりゃ?」である。“ふたりは多い”という意識や感覚が、すでに高校生にはあるのだ。
参考案件/子供は「ひとりでは寂しいが、二人では多過ぎる」Byマーフィーの法則↓
ちなみに日本の出生率は1,44(2016年度)である。
下に当該データの新聞記事を引用する。
『 厚生労働省が2日発表した人口動態統計によると、2016年に生まれた子どもの数(出生数)は97万6979人で、1899年に統計をとり始めてから初めて100万人を割り込んだ。1人の女性が生涯に産む子どもの数(合計特殊出生率)は1.44と前年を0.01ポイント下回った。マイナスは2年ぶり。出産適齢期の女性の減少が少子化に拍車をかけている。』(産経新聞社2017/6)
この記事に拠れば2016年に新たに産まれた子供が、わずか“97万人”である。日本は一億二千万人の国である。これは相当な異常現象が、いま起こっているのだ。
Q4、相手の年収は、どれくらい必要ですか? (n=47)
200~300万円…14人 ←
301~400万円…23人 ←〈 現実的に考えたらこれくらい…
401~500万円 …2人
501万円~無限…8人 〈 お金はあった方が良いから!!
オヤヂのただの感想/お金
相手の“年収は三百万ぐらい”の答えが多くて安心した。金額にリアリティを感じますね。もっとも最後の「多ければ多い程良い♡」の答えもまぁ、正解ですかね。(実現できるならば)人生の幸せのほとんどは、お金に換算はできる。でもそれだけで、すべてでは決してない。
やがてもっと大切なコトに、気付くことになる。
最後に、アンケートにご協力頂いたS高校生五十名の皆様、ありがとうございました。あなた方はとても健全で、冷静な判断力があると考察いたしました。皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げて、第一回ボヤキ講座終了と、させて頂きます。
付記/同校三年の保険体育の最初の授業で、いきなり“意識調査アンケート”があったらしい。それによると「29歳で結婚したい」が一番多く、39人中38人が「いずれは結婚したいと考えている」と云う結果だったらしい。
スマニューの関連記事は、こちら。
話の始まりはこの記事からだった。いまさら珍しくもない内容だが、記事中ひっかかる部分もあった。
参考資料/
『恋人がいたことがない。そんな若者が増えているのはご存知でしょうか。
若者の恋愛離れが叫ばれて久しい昨今ですが、2015年に発表された国立社会保障・人口問題研究所の調査ではその結果が数字として表れていることがわかります。
調査によると異性の交際相手をもたない若者の割合は18~29歳の男性で約71%、女性は約63%と、ここ10年で最も高い水準を示しているのです。
さらに、恋愛離れとともに進んでいるといわれる、若者の「草食化」を裏付けるデータも出ています。同調査によると10代~20代の若者のうち「性経験のない未婚者割合」が右肩上がりに増えているというのです。
⚪性経験のない未婚者の割合
(男性)
・10代後半男性 60.7%→68.5%→72.8%
・20代前半男性 33.6%→40.5%→47.0%
・20代後半男性 23.2%→25.1%→31.7%
・30代前半男性 24.3%→26.1%→25.6%
(女性)
・10代後半女性 62.5%→68.1%→74.5%
・20代前半女性 36.3%→40.1%→46.5%
・20代後半女性 25.1%→29.3%→32.6%
・30代前半女性 26.7%→23.8%→31.3%
(※数値は2005年→2010年→2015年の調査結果)
ここ10年の数字を見てみると、若者の間で性経験のない割合が右肩上がりに増えていることがわかります。さらに婚姻率、婚姻数も低い水準となっており、生涯未婚率が上昇していることも報じられています。
性経験もない、結婚もしない若者が増えていくことは、ダイレクトに少子化を助長する要因にもなります。
高齢化の進む日本で少子化に歯止めをかけられなければ、高齢者の生活を支えるための若者の数が不足するといった社会問題もこれから続々と現れてくることでしょう。』
(以上SmartNewsから、記事転載 2017/12)
オヤヂのただの感想/第二回ボヤキ講座
!(´・Д・)」あんだってっ?! 数字データはともかく、記事の結論がいただけない。『高齢者の生活を支えるための若者の数が不足』←年寄りの世話するために、若者がS○X する訳では無い。馬鹿にすないっ!!
「やりたいからヤル!」又は「結婚したいからスル!」勿論、その逆も“アリアリ”だ。社会問題化(年金破綻、少子高齢化、労働力不足等々)するだろう予測も、はるかな昔から(消費税導入前から。消費税導入は平成元年)自民党 政権政府が既に、充分判っていたことなのだが。
問題のすり替えしては駄目だ。そこんとこDoやねんっ!「責任者、出てこ~いっ!!」…出て来たら、どうすんねんなっ…「かぁちゃん、かんにん👐」By人生幸郎師匠 (←誰も知らない?
○2020年、オリンピックイヤーには日本はどうなっているのか?
日本の人口構成の変化スピードは世界屈指である。人口学では、65歳以上の高齢者率が人口全体の7%を超えると「高齢化社会」14%超を「高齢社会」と呼ぶが、日本が高齢化社会になったのは1970年、高齢社会を迎えたのは1994年、たった24年しかかかっていない。
先進国のほとんどは高齢者が増える傾向にあるが、その先頭を突き進んでいるのが日本なのである。2010年日本の高齢者率は20%を超えており、早くも2024年には30%の大台に乗ると予測されている。 (国立社会保障・人口問題研究所)
参考案件/いまの気分は「川べりの家」歌 松崎ナオ
YouTube
川のせせらぎが 聞こえる 家を借りて
耳をすまし その静けさや激しさを 覚えてゆく
歌は水に溶けてゆき そこだけ水色
幸せを守るのではなく 分けて…あげる
(4900文字)