芸術写真なんて呼ばれたらお終いだろ!?なんか違和感がある…よくは解んないケド
ワタシの住んでいる場所から東の方向に、馬鹿でっかい製鐵所があって。
住民からは「妙な煙出しやがって、まったくなぁ、、、@▽※○Σやで、あれなぁ」てな、ボヤキも囁かれる存在。
まぁ、すでにあるものは、いまさら何とも仕方ない。戦前国策とかで美しい海岸を埋め立て、コンクリ要塞化した製鐵工場である。
「夜勤、お疲れ様です!」
以前、夕陽萌え~的な写真ネタ書きましたが↓コチラです。
今読み返したらなんだかハズいねェ、ポエマーだよ。このヒトどうしちゃったんだろ…「闇」て、感じがするよなぁ。この時期、きっと何か想うところがあったハズだけれども…はははのはっ。まぁ、夕陽写真は趣味的にチョコチョコと撮り続けていますよ。
なかなか自分の想うようにはいかないからね。方向性とか作風とか何とかしたい
よく言う芸術レベル…へっ?(∩゚∀゚)∩ゲージツって?? う~む、芸術かぁ。そいつは大変だよぉ…。
そもそも“アート”てな言葉はなんだろうね。便利な言葉だけれども、写真に関しては自分的にはなんか違う気がする。よくわかるのが写真の特性だから。
確かに心が動く写真だってある。同じ場所で同じモノを違うヒトが撮影したなら、まったく違う絵になるからね。そのヒトの精神性は必ず画に出てしまう訳だよ。
藝術魂「ナンダカヨクワカラナイモノガ」その結果は…
あれは二年前のこと。この製鐵所を撮った私の写真をデスね、面識も無いとある…
「JKさんがっ、何とっJKさんがぁ~!!!」
…いたく気にいってくれました。さらにですよ「お金出してもこの写真が欲すいぃ♡」とまで言ってくれたらしいのだ。コレには「ななっ、なにょ…??」である。いやさ、大切なのは“目玉にインスタグラムを標準装備”しているという16歳JKの感性がシンクロしました!!て、ところにあるのですよ。
大事なコトなので、もっかい大きく書いておく。
「JKの感性が完全シンクロォ~~!!」
そのハナシ聴いた私は、結構「やほ~い♪」すっかりイィ気分舞い上がり気味、なのでした。
「ハイ、君はファン第一号認定だよぉ!」
んで、イソイソと撮影データを握りしめ富士フイルムへ。関係ないデータまでシュパッシュパッ!とプリントアウトして、彼女にプレゼントしたのでした。めでたしめでたし…「一枚の写真にもドラマがあるのである(名言風)」
ところが、である。その帰りに“SDカード(オリジンデータ入)”が見当らない。が~ん!数千枚はデータが入っていたのだが…ガクシッ…好事魔多し、なんて日だっ!! つくづく爆笑野郎だなっ。
さて晩夏が“夕陽”お勧め時期なら、いまは立冬が過ぎたあたりの晩秋。この季節は“朝焼け”を撮るのですよ。キンと冷えた空気、朝の光線が絶妙なバランスで風物を捉えてくれますから。
夜明けの製鐵所。朝霧が山の斜面を滑り降り街並みを包み込む。わずかな時間、訪れるゴールデンタイムである。
銑鉄が雲を造った。めったに見ることのできない水蒸気が挙がった。高炉から銑鉄を流し出し、水で冷却した瞬間である。
どうでしょう?皆さん。心が動きましたか?
「芸術の秋、してますか?」
今日の気分は“ブルース・スプリングスティーン”「明日なき暴走」
一緒ならこの罠を抜けられるさ 落ちまで走るぜ 引き返しはしないフェンスの外を一緒に歩いてくれるか? オレは臆病で孤独なライダーだからでもどんな感じか見つけ出さないとな 愛がワイルドなものか 知りたいんだっ 知りたいんだよ