ひとつあれば「ミニスピーカー」は、便利ですね
ミニスピーカーは、なかなか便利である。持ち歩きや机の隅に置いて使ったり、PCやスマホで軽く音楽を聴くとか、便利で重宝しますね。音楽はスピーカーで聴きたいものです。プラグを耳に突っ込んで聴いていると「聴力障害になる」なんて聞くしな~これは怖いね。
でも問題なのは、このサイズで(てことは、音質が望めない)それなりのお値段がすること。これでは、やはりコスパが悪いよね。そうそう、ワタシの子供が普段、スマフォに繋いで聴いている「SONYのミニスカ(ポリスではない)キューブ」聞けばお値段5,000円/一個もしたというではないか。これですよ。
▽「WOW…スタイリッシュ!」笑
あらら…「こんなのが五千円ですか?あんさんハードオフいったら、立派な中古スピーカーがね…ナンダコンダ(以下略)」なんてね。
百均「DAISO」売り場にて、たまたま見つけた箱!
ある時、百均の「DAISO」へ行った。ぐるっと一周してレジへ行こうとすると、PC棚(スマホ関係のグッズがある売り場)の一番上にある地味なグレーの箱に、ふと目が止まった。何だろ、これ…?
それが「USBミニスピーカー」300円(+税)なのでした。とりあえず横にいた子供に、意見を聞いてみた。
「これは大丈夫なヤツかなぁ~?」
「三百円て……www」
「う~ん、そうだよな、さすがにあり得ない値段よな…しかし、さ」
さすが五千円もする、サイコロスピーカーを気軽に毎日、コロコロ転がしている富豪さん。チョー上から目線で、何だかニヤニヤしているね。外箱の仕様書きには「出力 3W x2、インピーダンス 6Ω、周波数帯域 35Hz~20KHz、外形寸法 幅63×高さ75x奥行55(mm)」などと書いてある。
「う~ん、なかなか良いのではアルマーニ?」
買うのか買わないのか、ハッキリしましょうね!
なんだかね「このスペック盛りすぎじゃね」とも思った。もっとも、百均でスペック云々言ってる奴のほうが、余程おかしいのかもしれないが。しか~しこのサイズで、三ワット出力ならたいしたものである。さらに1mのUSBケーブルもついている。箱をコソッと開けて中身を確認してみると。箱の中には、スピーカー二個(内蔵アンプ付き、アクティブ※)、USBケーブルと、入力ミニプラグ込で…「ムムっ…マジですかっ」これで売価が三百円はありえないてか、信じられない充実ぶりだよ~。
(※アンプが入っていないスピーカーのことをパッシブスピーカー、アンプ内蔵のことをアクティブスピーカーと呼びます)
ではでは、少し冷静に考えて見よう。スピーカーがとりあえ「100円/一個」位としてⅹ2「アンプ回路が100円」位かな、その他諸々勘案すれば、すでにこれでは赤字だろ?これはいったいぜんたい、どんな「チャイナマジック」なんだい?がぜん音質よりも、違うところに興味が湧いてきたよ「謎の中国経済」というものに。売場で結構なんだかんだ考えた挙句「まっ、ダメ元で買うかなっ!」で、サクッと買っちゃいました。なぜか二個もねヤバい性格だ<笑
さっそく家に持ち帰り、携帯に繋いで鳴らしてみる。音量はスピーカー背面についている、ボリュームコントロールで調節ができる。アンプ基盤は左サイドに内蔵されている。これが思ったよりも、なかなかいい音~♪が出ているのです。中音域でボーカル曲なら音質は充分ですね。でも低音と高音域は、さすがにない。心配した変なノイズも出てないし。こりゃなかなか使えますよ、皆さん。
(※個体差、いわゆる当たりハズレがあるかもしれない)
「こりゃ凄いっ♪これはもしかしたら、DAISO始まって以来の超コスパいい商品なのではあるまいか?」まぁ、ホントのコトは分からないけど。
そして次にCD音源で、フルボリュームで鳴らしてみる。すると箱鳴りのビビり音が、かなり出だした。やはり薄いプラ製のスピーカーボックスがダメなようだね。「この箱が駄目なんだな、もっとカチカチに仕上げれば良くなる??」ここらでネト検索してみる。この商品はどうやら「300円という底価格で、ビックリな音質の良さ」からコスパいいと、今年話題になり「入荷即、完売続き」となったアイテムだった「そ~なんだ!」感心、なぜか感心。なるほどね、道理でいままで見かけなかったはずだ。そして一部のマニアの間では、改造して音質変化を楽しむのが、こっそり流行しているみたいなんだね。あぁ、この世界はさぁ「プチ発明おぢさん」がバッコして、何かと怖い世界を形成してるよねぇ~<笑
スピーカーに、少しだけカンタン改造注入ス
再びDAISOに行き「フェルト生地とクッションゴム(計200円)」を、買うことにした。スピーカーボックスの吸音材とボックス自体を浮かし、箱鳴りを抑えるためです。スピーカーボックスの裏ブタ(ネジで四箇所止め)をはずし、フェルト生地をなかに押し込んだ。そして次にボックスの下側に、小さいクッションゴムをポチッと張り付けてみた。
さて、どうだろう鳴らしてみる。音量上げても「変な箱鳴り」が無くなり、気持ち澄んだ音になった…(気がする)ではないか。
そして高音と低音も、少し出るようになった…(気がするよ)ではないか。
改造マニアが「キャッホイ♪」とかよろこぶ気持ちが、少しだけ解った…(気がするね)。
すべては、気のせいなのか?
いや、きっと違うのだ!(断言)。
手を掛ければそれだけ、アイテムさんが応えてくれるのだね。う~む、きっとあれか。RPGで主人公に装備品を買い与えると、活躍の場がドンドン広がるあの感じかな。
ムリしても、もっといいアイテムを装備させたい!
やっぱり「キメラの翼」が欲しい!「スピーカーに翼を与えよ」どっかから声が聴こえた。誰ですか?私をそそのかすのは?メタ視点なヤツ…?
そうだよ、ネトで知った改造ミニスピーカーの話。「エンクロージャー造り、これは面白そうだけどもね」しばし考え「たいていは材料、工具とかで無駄使い」の挙句「安物買いの銭喪い」なんていう結果になりかねない。ドンドン謎のカオス世界に、沼ハマリなんかしたら怖いからね。さてさて『二つ目のスピーカーの運命はいかに』でんででんででん~♪
▷報告/まずは「初号機」子供に強制プレゼントしました!何かあまり活用されていないようです。笑
▷付記/DAISOはかなり前から「百円均一」であることを止めている。「何でも100円」という本来あるべき店のコンセプトを放棄した訳だが、これは如何なものなのか?「ホームセンターの劣化版」といった位置づけになってしまうからね。う~ん、どうなんだろね…🤔
(2800文字、You read it, thank you.) #スピーカー