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和歌山名産 葉つき「布引大根」が手に入ったら始まる「だいこん祭り♪」【得意料理】

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案外知られていないカモですが、和歌山名産の旨いもん「布引大根」をご紹介します

 

首大根なんですが。和歌山の紀ノ川筋、布引地区の砂地畑で採れます。この地域は水はけの良い肥沃な土壌に恵まれて、古くから紀州大根の産地として知られていました。例年、だいたい11月下旬あたりから「美味しい布引大根」が最盛期に入ります。紀州和歌山の風土に最も適した大根として、徳川御三家の時代から栽培されていたと言いますよ。連綿と栽培され続けた、そんな永い歴史があったのですね。

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ことわざ『大根どきの医者いらず』身体にとても良い!

地元、和歌山大学 地理学教室の報告よれば「砂質土壌はサラサラとした砂粒から成っている。通気性、排水性に富み土中深くまで酸素の供給が良く、しかも柔らかい土壌のために、根菜類の生育には最適です。大根、人参などは、その身も表皮も軟らかく美しい」と評価しています。確かに朝採りのフレッシュな大根だと、ナマでも甘くて美味しいのです。皮付きそのまま薄切りしパリパリといただくと、甘くフルーティな味わいと舌触りが抜群にいいことが判かりますね。

それでまぁ、今日の我が家は「だいこん祭り」絶賛開催中♪なんです。

 

調理開始。大根をすべて使い切るのです

 

まずは葉の根本のところを切り落とす。さらに大根本体を上を三分の二、下は三分の一くらいに切り取り、スリーピースにスポポン♪と分断します。これは首に近いところほど甘みが強く、下にいけば少しだけ辛味が出てくることから。なので一本を使い分けます。

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上葉は約三ミリ厚(適当)細かく刻み「胡麻油と醤油」で軽く炒め「鷹の爪(もしくは七味)と黒胡麻」は、お好みで加える。さらに「ジャコ」も加えると豪華版となります。シャキッと感、炒めすぎないのがコツ!

▽はい、ご飯の友「大根菜炒め」完成。まいう♪コレで御飯が二膳はイケますね。ホント!

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大根の上半分は、煮物にします。今回は予算の関係で「鶏手羽元」にすることに。手羽元はフライパンで軽く焼き目を入れて、大根は皮付きのママ半月か銀杏切りにします。

出し汁に醤油と砂糖1:1比率、料理酒も少し加え、落し蓋して二十分ほどコトコト煮る。火を止めしばらく置き、出汁が染みるのを待つ。

また「豚バラ肉」で炊くのも美味しい!いや、個人的にはコッチがオススメかも。また、これから寒い季節がら「いい鰤アラ」が手に入れば「ブリ大根」に、そして「おでん」ダネにも、使い勝手は最高ですよ♪

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後日作ってみました鰤大根

 

さぁヘルシー「鶏大根」の完成!

 

▽あぁ慌て過ぎた、刻み大葉を最後のせるの忘れていた…冴えない写真になってるよ。笑

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あと残りの大根下三分の一は「大根おろし」 にします。これを秋刀魚や寒鯖の焼魚の上に、ドカっと載せれば大根一本丸々使った「ヘルシー大根メニュー」の完成です。

う~ん…あとは「ポン酒」かなぁ~、地元海南の「黒牛」推し…🍶

 

【追加】食事の〆には漬物が欲しい。和歌山オカンの「おくき」レシピ

 

<材料>

布引大根、塩、だし昆布、鷹の爪(唐辛子)砂糖、酢。

<作り方>

①大根を適当な厚み(好みで)の銀杏切り。
②漬物つけ器の底に、塩を少しふる。
③その上に、大根を一面乗せる。
④乗せた大根の上にも、塩を少々。
⑤大根の上に出し昆布(細くカット)を敷く。
⑥これを容器がいっぱいになるまで、繰りかえす。
⑦酢と砂糖の「甘酢」を、上からまんべんなく回しかける。
⑧鷹の爪(唐辛子)を、パラパラふる。

○最後に重し乗せ冷暗所で保存。数時間ほどで大根から水が上がって来るので、ギュ~っと絞ります。これを繰り返します。また、大根の替りに「白菜漬け」も美味しい。お試しあれ!

 

(1500文字、Thank you for reading. Let's enjoy cooking!) #布引大根#地産地消#なんて素敵な和歌山なんでしょう