人に逢うたびに「磯ノ浦の夕日の美しさ!」を紹介するのだが、相手の反応は「へぇぇ・・暇なの?」てな感じ。ホント残念だけど、そうなのだ。
スマフォいじりする手を止め、自然を眺めてみよう
意識して観ないと見えないものだってある。我々は自然に対して普段、見ているようで何もみえてはいないのだ。だから「意識して眺めてみる」ようにする。
まぁ、現代人は何かと「ガチャガチャ忙しい」からね。海辺りにてボンヤリする、小一時間がとれないらしいやね。
潮騒を聴き浜辺を散歩するだけで、少しばかりのストレスは解消できるよ。大切なのは意識して「積極的にぼんやり」すること!
けれども「そんな暇はない!」いうよねぇ。まったく持って現代人は「心を亡くす」ほど忙しい訳なのか。非常に残念なことですね。
俗に「人間到る処青山あり」と云うけれど
むかしのワタシは、都会のド真ん中で長い間住んでいた。近くには新幹線が走り頭上には航空機が過ぎてゆくような「トホホな場所」だった。そんな大都会の片隅には夕方はあっても「燃えるような夕景」には、とんとお目にかかれなかったね。何時も不完全燃焼のモヤモヤ感があった。
毎日がドタバタで心が消耗して、便利だけれども心に負債がたまっていく日々。箱の中にこもっていては気持ちが晴れない。だから意識して休日には、アウトドアを好んだ。必ず田舎に向かって車を走らせていたな。それはゴルフや釣りや、ダイビングなどであったけれども。本当の目的は「自然に心と体を癒されたい」と願っていたのだ。
心のなかにある「故郷の懐かしい海や山の記憶」は、確かだろうか?忘れてはいないか?自然を「感じる心」がなければ、大切なモノは見えなくなる。きっとそう想う。
Mon oreille est un coquillage Qui aime le bruit de la mer.
『私の耳は 貝の殻 海の響を 懐かしむ』By 堀口大学
理屈ではない、感性を見失わないように。
▽きょうの気分はバラード『アラバマ🌠』てかんじがするな。
We lived our little drama.
We kissed in a field of white,
And Stars fell on Alabama last night.
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(1100文字、Thank you for reading, bon voyage!) お題「うちの自慢スポット」
#磯ノ浦#なんて素敵な和歌山なんでしょう