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「亀の子たわし」のはなし。発明家の神髄とは【発明品】

 

「必要は発明の母である!」By ジョナサン スウィフト

日本で高名な発明家は…「ドクター中松」えっ、知らないか?チキンラーメンの「安藤百福」この人は、NHK朝ドラにまでなり有名。ロボット學天則の「西村真琴」誰それ、何それ?!だよねぇ😂そんなもんだ

さぁ、いまや誰でも知ってる、使っている「亀の子たわし」の誕生物語

 

亀の子たわしの開発者として有名な「西尾正左衛門」の登場だ!時代は明治の中頃か、ところは東京文京区小石川にて。

 

彼の名を西尾正左衛門というのじゃな。子供時代には、正ちゃんと呼ばれていたに違いない(知らんけど)。

 

正左衛門はいつも「忙しく働く母親の姿」を見て育ち、貧しい生活体験から「母に少しでも楽をさせてあげた~い♡」そして「何か凄いモノを発明して、お金持ちになりた~い♪」そう考えた!

 

いよっ、高校息子!違う、孝行息子でした😆

 

ある時、正左衛門はピッカーン閃いた💡𓈒𓂂𓏸母がいつも編んでいたシュロを、針金でグルグル巻いた「新式靴拭きマット」を考案する。

 

正左衛門式マットの特徴は「ブラシのように靴底泥を削り取って」くれるというスグレモノだった。いける予感!

 

棕櫚の木、一見すると🌴椰子の木に見える

🙄シュロは、椰子科常緑木。枝がなく円柱状で、葉は頂点にでる。葉の根元を覆う「しゅろの毛」でブラシや箒などに加工されるそうです。

 

ウ~ン果たして、巧くいくだろうか?。oஇ

 

この出来栄えにトテモ気をよくした正左衛門は、「特許でもとって大々的に販売すれば、ウフフなコトにィ♪」善は急げ、そそくさと東京特許許可局(三回言って)へ向かいました!いや、特許庁か。

 

すると、なんと、そこで意外な返事を返された。

 

職員に「似た商品が、英国ですでに特許を取っている」と言われる。更に、この新型マットは「何回も使用したり、体重の重い人が乗ると、毛先がつぶれて効果がなくなる」と酷評されることに。

 

ひぇ~😱ガ~ン‬!好事魔多し!

 

そして細々と販売していた新型マットが、大量返品されてきたのです。これで正左衛門は、またもや苦しい生活に陥ってしまう…

 

負けるな正ちゃん、逆境こそがスプリングボード!ぼよよ~ん

 

並の発明オヤヂだったら、これにて終了~となるところだろう。正左衛門は一味違ったよ!粘り腰ってもんがあったのさ!

 

ある日のこと、嫁の「西尾やす」が障子の桟を掃除するのに、シュロを曲げて掃除しているのを見た←👀ン!そーか。これ「洗浄用の道具に出来るのでは?!」そう考えた。

 

すぐ嫁からシュロ束を、しゅぱっと奪い取る!


藁や縄を束ねた「たわし」は、掃除道具として既に存在していたが、「針金で巻いた棒状のシュロ」は初めてのモノだった。

 

▽ここで難問クイズです。たわしみたいな「ファンキー生物」とは何?難しいですぞ。(ヒント)なるべくなら触らない方が良き!

さぁ、「亀の子たわし」は、どーれだ?!

 

これは、微妙な発明品カモ?少し曲げ工夫し、出来上がった新商品の特許をとる為に、またもや東京特許許可局(二回目)…いや、特許庁へ。

 

しか~し、この“丸みを帯びたモノ”にはまだ名前がなく、実用新案に登録するため、やはり良き感じの「商品名が必要」だったのだ。

 

「う~むゅ。どないしまひょかいなぁ?」

 

そんな折もおり、正左衛門の息子が「お父さん見てぇ!見て!🐢カメが水のなかを泳いでいるお」と。亀かあ、ん?たわしに似てるな。

 

「🐢亀かぁ…亀にたわし…亀の子たわしってか?」何と!「亀で遊ぶ子+たわし」をくっ付けちゃった。そしてようやく産まれでたのが「亀の子束子」なのです!!

 

🐢何か、嘘みたいなホント!

 

正右衛門がしたこと。それは…『母が苦労して編んでいたシュロにトコトンこだわり。嫁から奪い取った便利グッズ、棒状シュロ。子供の亀からヒントを得たネーミング、亀の子束子

 

正左衛門の努力って、いったい何だったのか?!

 

いやいや、コレこそが「発明家の神髄✨」なのです。↓↓↓

 

『パクれるモノは、何でもパクれ~!!そして、誰よりも早く特許をとれ~!!』

 

亀の子束子界の名門、西尾商店!🏁🐢💨カメ印を舐めんなよ!いま“Amazon”でみると748円もする~😆うわっマジかぁ~💧

 

(1800文字、thank you for reading.)