minminzemi+81's blog

あがら おもしゃいやしてぇ~ よう~ ゆわよ ノシ

年末年始なので「行軍将棋」という、レトロゲームで遊んでみた!【昭和の遊び】

クローゼットの右奥、ホコリを被り少し傷んだ黄色い小箱をみつけた。それは「行軍将棋」だった。懐かしい心持ちになり、しばらく眺めて感慨に耽ける、晦日の夕暮れ・・ややすれば、除夜の鐘が鳴る。

そうだよ~「大掃除&整理整頓」業務していたハズなのだが、発掘大発見!すぐ手が止まることになるンだよねぇ・・(年末行事あるある、笑)。

一般的に「軍人将棋」や「行軍将棋」と呼ばれるボードゲーム

いま、私が手にしているものは、行軍将棋。これ何十年か昔のこと、確か「東急ハンズ」でふと見かけ、懐かしさのあまり衝動買いした案件。たいして遊びもせずしまっていたのか。

そう、小さな子供の頃の記憶、実家には「軍人将棋」なるものがあった。それでよく遊んだ記憶があったから、購入したのだけれども・・昭和の遊びだ。当時、大流行したはずだったよなぁ。

昭和の駄菓子屋では、必ずお手軽ボードゲームとして、奥の棚などで鎮座していたよ。正月のお年玉で買えるお手軽ゲーム盤、定番商品だったよね。いまではテレビゲームおんりだかンな。

まぁ、古き良きレトロ、追憶だ。

外箱とゲームボード盤(8×8型)

昭和レトロゲーム、行軍将棋

軍人将棋やら行軍将棋とも呼ばれる。軍隊階級や各種兵種の駒を指し、競いあう。通常は3人(プレイヤー2人、判定1人)で始めます。

ジャンケンし、先攻から交互に駒をつき動かしていく。同マスで駒が重なれば、判定員が駒を見て勝ち負けをきめる。盤上から片方か、両方の駒が除かれます。普通の将棋との大きな違いは、駒が相手にはわからないよう「最初から裏返し状態でスタート」すること。これ大変なプレッシャーなのだ。

駒にはそれぞれ勝ち負けの特性がある。それで伏せられた情報が、朧気ながら推測は出来てくるが・・初動のしくじりが勝敗を大きく左右する。「う~む、○○かな?」この予測が外れた時の、ショックが結構大きかった。無駄に損害だしたことになる。やはりインテリジェンスは大事。

ゲームに使う駒、それぞれ役目が違う

~駒の種類の特異性~

少尉~大将まで将校階級駒。タンク、飛行機、騎兵、工兵、地雷などの兵種駒がある。これら種別の組合せにより、勝敗が決まっている。

基本的に将官クラスは上位軍人が強い。ところが(ムービング)駒中、最弱キャラのスパイは、何と最上位の大将を唯一撃破できるのだっ!

少尉<中尉<大尉<少佐<中佐<大佐<少将<中将<大将<スパイ(唯一勝てる駒は、大将のみ。他には全負け、変な話だ)

地雷(動けない)は、飛行機(上空スルー勝ち?)と工兵以外に全勝できる💥というチートさ。凸入口に置けば水際作戦の無類の強さだが、さすがに禁止されている。

やはり飛行機がスーパーウエポンで、ビュンと飛んで敵陣で無双できる。これに勝つのは将官駒のみ。その動きですぐ分かるだけに、ポコポコな叩き合いが辛い。

ゲームの最終目標は、敵司令部の占領(大将~少佐迄)で終わる。そこに何が居座っているのかを見破り、数少ない手駒で突撃を繰りだす、終盤の叩き合いは「ハードさ&ハラハラ感」があるね。

「我が帝国陸軍の伝統、吶喊!!」うぎゃ~。やがて訪れる呆気ない幕切れ、トホホな脱力感・・これが戦争の虚しさか。ナルホド。

そうだよ。奇しくもいま、ウクライナ侵略戦争仕掛けたロシア軍が、手詰まりとなり消耗戦を繰り返す様相に、みごとに重なるのでないかい。

▷参考①動画/タモリ倶楽部、怖いひと軍人将棋。😂そりゃ怖いィ💦

タモリ倶楽部 1994/04/15 第一回怖い人軍人将棋・鬼生戦 - YouTube

▷参考②/ネト上に、WEB版「軍人将棋」あり。ダウンローダーでオトしてくだされ。お手軽に一人でサクッと遊べますョ。

 

何かまとめ的な・・うにょうにょ

🙄何やら判定に理不尽さも感じるが、所詮ゲームだからネ!一見シンプルでいて、奥深さもある。相手の駒が一体、何なのか?心理ゲームの駆け引き要素も含まれ、その戦略が求められる。

「相手の手の内を読み切り、自分の駒の配置・対策を考える」

これがこのゲームの最大の面白さであり、奥深さに繋がるのだろうな。逆にこれらボードゲームの最大弱点は、ひとりでやってもてんで楽しくな~い!ということ。そらソーダ🙃、笑。

あぁ ことしもシミジミ 年の暮れ

・・と、YOU訳で。今年も「年末お片付け」は中途半端に見事挫折し、こげな文章を書いているのでありました!めでたし、めでたし?

(1800文字、thank you for reading.days of remembrance.) お題「捨てられないもの」