minminzemi+81's blog

あがら おもしゃいやしてぇ~ よう~ ゆわよ ノシ

ブルーハーツと真島昌利と甲本ヒロト「天才性」について考えてみる【神曲】

 

「1001のバイオリン」の世界


例えば『1001のバイオリン』この名曲、きっと誰もがどこかで聴いたことあるはずですよね。一時期(たしか2010年頃)しつこい位、TVCMで流れていました。

ヒマラヤほどの 消しゴムひとつ

楽しいことを たくさんしたい

ミサイルほどの ペンを片手に

おもしろい事を たくさんしたい♪

えっ、知らない…と?それはいけません、いますぐ聴いて下さい。この歌詞は、何かの“アフォリズム”なのだが、その答えの提示はないですね。そして何やら「哲学的メッセージ」まで含んでいるような気が…う~むゅ?哲学な。それ、解析ムリムリ。

ゆりかごから 墓場まで 

馬鹿野郎が ついて回る

1000のバイオリンが響く 

道なき道を ブッとばす♪

(※作詞作曲は、マーシーこと真島昌利。ちなみに、あの深作欣二監督が「人生で最も好きな曲」と語ったそうですよ。自身の葬儀には、手掛けた映画音楽に加え「1001のバイオリン」が流された)

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このCM、篤姫さんが無邪気にチャリで坂道を登りつつ、音痴(わざと?パンク魂か)に唄っていますね。そして、見事な「ぴょん吉胸」を、惜しげも無く披露しているのも見所のひとつ、それはともかく。

しかし歌詞の「消しゴムと鉛筆」このバランスの悪さは、いったいどうゆーこと?例えば「ノミがリュック背負って富士登山」の類なのかな?それか授業中に半居眠りしている「厨二病の描く夢」の描写なのか?いや、それだと何だかなぁ。しょぼ…

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ヒマラヤ?エベレスト?どっち?

はい、では…

『ヒマラヤ、ヒマラヤと、続けて1001回言ってみて』

『ヒマラヤ、ヒマラヤ、ヒマラマ、ヒヤラヤ、ヒマヤナ ✊ ヒマララ、ヒヤラヤ、ヒラマツ、ヒラカタ、ヒマンジ…』

『じゃ、宮迫博之は?』

『…ヒマアヤマリ?』

『謝罪会見だよ』

『そーか…それも、やだなぁ。消されるの』

さて「ヒマラヤサイズの消しゴム」なのである。つーてことはね、それを使う本体は、もっとデカいサイズ(地球か世界)のはず。なのに自分の武器は「ミサイルサイズの鉛筆」なのだ。コレで「世界を敵に回し闘う」と云うのですね。「自分を消しにかかる存在=消しゴム」で「それに対して描き続ける自分=鉛筆」といった理解でイイと想う。

(※ヒマラヤ山脈には、最高峰エベレスト山を含み、地球上で最も高い14峰の8000m級ピークがある。そして7200m級が100峰以上存在している)

▽こちらがオリジンの『1000のバイオリン※』By The blue hearts

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(※1000のバイオリンと1001のバイオリンの違いは、ストリングスのアレンジしているかどうかぐらい) 

 

そして甲本ヒロトが、こんな素敵なコト言いました…

『売れているものが良いものなら、世界一うまいラーメンは、カップラーメン』 By甲本ヒロト 

ね、やっぱ“The blue hearts”は、天才じゃろ!

 

○「THE BLUE HEARTS」日本のパンクバンド。1985年に結成、1980年代~1990年代にかけ活動、1995年に残念無念、解散する。この頃はイカ天世代ですね、バンドブームがあった。代表曲「リンダリンダ」「TRAIN-TRAIN」「情熱の薔薇」「1000のバイオリン」「夕暮れ」など沢山の名曲をガンガン生み出し「音楽界に大きな影響を与えた、レジェンドグループ」なのだ!

 

(1400文字、thank you for reading.)