和歌山に雪が舞う。なんの不思議もなけれども°.ꊛ໋̝❅☃
ありがたいことに和歌山は日本の中でも、冬がまだ温かい方で最低気温がゼロ度を下回ることはめったにない。積雪もひと冬で1回※あるかどうかぐらい。もちろん山間部はその例外で、逆にどっかしと大量に降り積もっていますが・・
昨日、外では珍しく雪が舞っていた。

そして今日の早朝。一夜にして白い家々が並ぶ風景が出現した。きっと北国住まいの方々には、うんざりな彩色かもしれないが、ワタシには街に大量の“白絵の具”をぶちまけたみたいで、ずいぶん美しく感じられた。
(※和歌山市周辺は近畿地方でも特に降雪が少ない地域。平成以降5cm以上の積雪はわずか2回のみ。和歌山市街地で平均2年に1回くらいうっすら雪がつく程度でしかない)

しばらくベランダからその雪景色を眺めていた。「あ、そうだっ」そしてふと、一枚の写真風景を思いだした。雪国北海道で鉄道を待つひとりの女子高生。一昨年の春頃話題にもなっていたので、この写真ご存知かもしれませんが。雪のホームでひとりきり。

△ただ一本の列車を毎日待つ。
JR北海道石北線旧白滝駅1日下り1本上り3本普通のみ。
鉄道ヲタ、なかでも“撮り鉄”分類wされる人々が好んで行きたがるもののひとつに、秘境駅と呼ばれる場所がある。トンデモな僻地にあればあるほどありがたがるのですが。北海道の拡い原野や山奥の人里疎らな風景は、鉄道写真好きでなくてもチョット魅力的です。確かにこの写真観ると行ってみたくなる。雪のホームの片隅で黒いロングコート着て立つ。すでに気分は高倉健か?いやいや違うな「不器用ですから」

https://maps.app.goo.gl/A5KXuWNtbRXN9yu87
この駅、上白滝、下白滝駅と並び“白滝シリーズ”と呼ばれていたそうです。(←シリーズって何)しかしローカル線人気と裏腹、当然ながら駅利用者がほとんど無い。そのためローカル線を持つ鉄道会社は経営の合理化、見直しを迫られ廃止する方向に決定したのです。そしていまは駅舎も取り壊されたとか。ずいぶん哀しいね。
2016年3月25日に旧白滝駅廃止
唯一の駅利用者である“女子高生が卒業する迄は運行させる”という一種の美談にもなり、マスコミにも取り上げられた。また海外メディアにも大反響があった。
「日本の鉄道会社はたった一人の女学生を大切にした」と、大絶賛される。
もしかするとたまたまのタイミングであったのかもしれない。ですが改めて「いい話だったなぁ」とワタシは想った。地元の方々の尽力が陰日向あったことは間違いない。この女子高生のHさんは卒業後は看護学校へ進んだという。きっと優しくて思いやりある看護師となるのだろう。そう想えるのです。
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