minminzemi+81's blog

あがら おもしゃいやしてぇ~ よう~ ゆわよ ノシ

小説「はてなブログ」への旅【深い森の奥の水底】

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腐海、森の奥へ旅立つ

 

 

そのブログ世界は 深い山奥にある

 

山の相貌は硬く 峻しいものだった

 

安易にひとを寄せ付けない

 

濃い霧がいく筋も漂い流れ 陽を遮るのだ

 

視界が悪く 歩く方向も定まらないが

 

冬枯れの落ち葉踏みしめ ゆっくりと往く

 

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突然“グウッグウッ”という妙な声が 聴こえた

 

いったい何の動物なんだろう

 

そこには 痩せた白い枯れ木が 無数にたっていた

 

とてつもない数の木々が 無惨に朽ち果てているではないか

 

きっと天からの恵みの雨に 微量の毒を含んでいたのだ

 

雨は容赦なく 永く 降り注いだのだろう

 

そうして耐えきれず 終わりを迎えたのだ

 

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さらに奥の森には 私の行く手を阻むように巨大樹が横たわっている

 

まるで巨大な竜のようだ 

 

昔はあたりの若い木々を偉そうに睥睨していたろうに

 

いまは無様な姿を晒している 

 

その場所を迂回してみると 小さな枯れ滝壺があった

 

不思議なことに先程から 生き物の姿がまったく見ないのだ

 

そんなっ 馬鹿な…奇妙な音だけが 聴こえ続けているのに

 

しばし水面をみていると

 

確かに底の方から何やら“ブツッブツッ”と 音が聴こえる

 

生き物なのか はたまた魔物なのか…判らなかった

 

仄暗い水底で 確かに何かが群れているようだった

 

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何故かその奇妙な場所を 離れることができなくなった

 

わたしはまだ動けずに ここにいるのだ

 

居心地の悪い 森の奥 この場所で

 

(600文字)

スマニューに「自分の記事が掲載」されたみたいなんだが…?【Buzzはどこいった】

「Marvelous」 サンタがブログにやって来た…ん?

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昨年の年末のことです。

ふだんあまり見ないアクセス解析なのですが。はてなでは皆さん、年末になると「振り返り特集」とかやるらしいので「自分もやって見るべぇ~」と考えて、アクセスの多い記事をチェックしていたのです。

すると…クリスマス前から何故か、グイグイ↑とPV数が増えているではないですかっ!

その時、思ったのは「あ~コレはきっとアレだな、クリスマス効果てヤツかなぁ…“はてなのお祭り”なんだろなぁ、、、」なぁ〜んてね、ぼんやりと思いましたね…⌒_>⌒)。o〇hahaha

もっとも増えたと言っても、そんなにたいした数字では無い。普段のPV数が少なすぎるから、逆に目立つだけですね。<笑 コレはこれで、なんか情けないな。ヤバイ…笑

 

いったいなんだろう急激な変化とは?

(このスクショ↓は最近のモノです)

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いままでずっとアクセス堂々第一位だった→「Googleさん」を、グイッと押しのけて突然→「SmartNews」が37%シェアとなっている。しかも、ただひとつの記事に対してアクセスがガンガン集中しているのだ。

余談だが、スマニューと言えば「吉岡里帆」ではないかっ!かわぇぇぇ~♡あの「なに言ってんだか、わかんねぇ~!」と物議をかもしたCMだね。

このメイキング映像よおく聴くと…「Oh.marvie!」みたいだが。狙いが「発音が変な帰国子女風」て訳で。

 

(※mar-vie [形容] 素晴らしい、カッコイイ!)

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参考/ 女優:吉岡里帆
出身地:京都府京都市右京区
生年月日:1993年1月15日
身長:158cm
デビュー:2013年  
出身高校:京都府立嵯峨野高等学校
最終学歴:京都橘大学
所属事務所:エーチーム

 

それはともかく「ん、んん?…ヤッパ変だよな…マサカ!」コレはどっかで、エラいことになってる…とか?その変だよなエントリーがコレです↓

minminzemi81.hatenablog.co

あわててスマニューを開いて、掲載記事を探しました。ですが、時すでにお寿司!見当たりませんでした。そらそーだ、とっくに更新されているよなぁぁぁ~_| ̄|○ il||liショボッ…

いやいやいや、、、

そもそもスマニュー載って、てんでバズらないとは…ドーユーコトなんだよっ!このブログはっ?てか、なにやってんだぁ俺はっ!

▽きょうの気分はコレだな… 魔法使いサティ(それはサリーちゃん)

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ピアノ曲で一番好きな曲。心がザワザワした時に効くのです!

 

🎍HAPPY😸NEW🌅YEAR✨今年は 猫年ですね えっ 違うの?! いぬかぁ しまったな 【招き猫】

 

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一月一日 初日の出です

 

春 平成 三十年 今年も宜しくお願い申し上げます

春の海を眺めながら…新年が始まった

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銀鱗か 初凪ゆるり 浜千鳥

昨年は 拙いブログを ご覧頂いた皆様 ありがとうございます

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まずはおめで鯛かな

ブログ書きは未だ 本調子ではないようです

ナニヤラ モヤモヤ ナニヤラ モジモジ

いまだにリハビリ? エチュード?

そんな感じなのであります

少しは 酔っております

 

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美味しそうな雲が浮かんでいる

本年は「飛翔」の年と 致したいですね

まずはギアを“弐”にいれて

blogの記事の精度を上げたい

 

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螺旋を描き翔ぶ鳶

だから跳ぶのです それ鳥人間? 去年でしょ“鳥”だったのは…翔ぶことを忘れたやもめのジョナサンか 翼の折れたエンジェルか 上昇気流をまっている間に その翼端の空気の切り裂きかたまで 忘れたのだろうか… また陽が昇り 陽が沈む 三百六十五分の一日の始まり 始まります

 

では まさかの 高飛び?

にゃんとっ…な

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只今 歳神様 受信中デス!

しか~しこの鏡餅 依代に猫が載っているとは

ニャンたることか…と 想いましたが

 

正月は 先ずは例年通りに 粛々と雑煮をガバ食い

昼から産土神に“世界平和の祈り”を捧げ

 

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由緒ある謎もある旧い神社

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コレが神社の巫女さんです

初詣のあとは 海に行きます

何とサーファーが いましたよ

 

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砂に描いたラブレター?発見!

夜は“静かにゲーム”などして 心安らかに

過ごすので ありまする 

 

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レアな鯛電車(青)正月Ver.

もう 夕暮れ時 陽が落ちるのが速いなぁ  

 

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今年は夕焼けさえも美しかった

聯絡帳人 拝

 

松本 浜田 田中 遠藤 方正 ガキ使なう。「いまだ宴の準備中!」ですが、何か【大晦日】

リアルタイムで言えば“12月31日午後10時”過ぎですが… 

 
2017年もいよいよ、おしまいだ。
あと数十分足らず…となりましたね。
リアルタイムで我が家の宴状況をお届けします。
 
まず“年越し蕎麦”を食っちゃいました。
今年は「鴨南蛮」を、頂きましたよ。
あと、早くもフライングゲッツ→“お雑煮”も食べました。早っw
 
さぁ、次は酒盛りの始まりだぞっ!!
地産地消メニューデスよ。

 

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日本酒↑は「黒牛」海南市黒江にある、名手酒造のお酒です。

(黒牛の酒銘由来、萬葉の時代は酒蔵の周辺は美しい入江で、黒い牛の姿をした岩があったらしい。よって、この地を黒干潟として萬葉人に詠まれていた…云々と、ラベルに書いてある。[黒干潟 潮干の浦を 紅の 玉裳袖引き 行は 誰が妻]By詠み人知らず)

 
「スイスイと、飲んでま~すう♪」
 
和歌山は日本酒不毛の地(酒呑み談)らしいが、さにあらず。このお酒は旨いよっ!
さっきまで酒屋で“久保田”とドッチにするか悩んでいたくらいのオススメの逸品。
旨味があり、飲み口スッキリ、和食にピッタリですね。
年末にワインなんか呑んでるヤツなんか❌❌じゃろ?
 
でも日本酒やらないヒトにはどうでもいいことか。
そうだよねえ~。

 

 

酒のアテはスーパーM源の「源さんの特選さば棒寿司」(1,382円税込)です。
 
箱入り仕様。お気に入りの鯖寿司なんですよ。
パートのオバチャン鯖寿司名人が、数量限定で造っております。
 
コレは、美味いです。
 
ありゃ、カウントダウンが始まるではないか…では、サヨウナラ~ですよ。
安室奈美恵、あっ…Be over…すでに白組優勝で~す!!!

 

犬あっち行け~が出禁にした我らがアムロちゃんに、数字ほしさに頭下げた割にはねぇ…ホ~ント駄目だな↓↓↓御注目下さい!!

○NHKは5日、昨年12月31日に放送された紅白歌合戦での安室奈美恵さんの歌唱として報道各社に提供した写真が本番で撮影したものではなく、前日30日のリハーサルの写真だったと発表し、謝罪した。提供した広報担当者は、リハーサル時のものと“知りながら虚偽の説明”をしていたという。安室さんは紅白当日、NHKホール近くの別のスタジオから生中継で出演。場所は非公開で、報道各社は撮影できない状況だった。安室さんの歌唱後、NHK広報部は本番での写真として報道各社に提供。記者から写真データを元に「30日のものでは」と問い合わせを受けた際も「本番のもの」と答えていた。(朝日新聞より、記事冒頭部抜粋)

平気で“国民に嘘をつけるNHK”とはね…では、また来年。・ω・)シ ばいちゃ!

 

噂の「野口英世の母シカの手紙」を読んでみたら・・・【感動した話】

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磐梯山猪苗代湖の秋


千円札になった偉人「野口英世」は、勿論知っていた。でも、その母親「野口シカ」は、まったく知らなかった。その手紙には感動で、涙が止まらなかった。

野口シカ(1853~1918年)の人生とは…まさに会津の女。

 

野口英世(清作)が一歳半の時、囲炉裏に落ちて大火傷を負ったことを、シカは生涯に渡って悔い続けていた。

 

故に英世の出世を、誰よりも喜んだらしい。

 

シカは云う「息子がどんな勲章を貰ったとしても、自分にはそれがどのような立派なものかはわからないが、息子が向こうで元気でやっているのなら、それで良い」と、息子の出世自慢はしなかったらしい。

 

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猪苗代湖の白鳥


シカさん、四十五歳の頃。

農作業の傍ら副業として、産婆を営むようになった。だが産婆の開業について政府による、新免許制度が創設された。これにより全ての産婆に、免許取得が必要となってしまった。

 

然しながら、シカは満足に文字の読み書きができなかったのだ…。

 

話は子供時代に遡る。

 

江戸幕末期(シカの幼少期)では、学校制度がまだ確立していなかった。また、祖父と両親が相次いで家を出ている。そして身体を壊した祖母がいた。そこで必死に実家を支えんとし、シカは子守などの丁稚奉公に従事をしていたのだ。


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[野口シカ(母)より野口英世(子)宛の手紙、1912年1月23日付]

 

よって教育を受けるチャンス(機会)が、シカには全く無かったのだ。

その後、近所の寺の住職に頼み込んで、いちから読み書きを教えてもらった。あの囲炉裏の炭を指先につけ、必死に文字を練習したともいう。

やがて苦労の末に国家試験に合格。正式な産婆の免許を取得し、生涯にわたって合計二千人近くの子供を、とりあげたらしい。

そのためシカは、近隣の人々から非常に感謝され慕われた。

ようやく息子清作と再会を果たした三年後、スペイン風邪のためシカが死去(1918年)した際には、村始まって以来の盛大な葬儀がとり行われた、と伝わっている。


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手紙の前半部分拡大
 
○は句読点、ひらがなカタカナ、漢字もある。はやくきてくたされと連続するところ、文字が乱れ感情が爆発している。

 

この手紙に感動する。文字に、文章に、朴訥な人柄に、子を想う母の心に、涙。


以下抜き書きを併せて、読んで頂きたい。



手紙原文/

おまイの ○ しせにわ ○ みなたまけました ○ わたく

しもよろこんでをりまする ○ なかた

のかんのんさまに ○ さまにねん ○ よこもりを ○ い

たしました ○ べん京なぼでも ○ きりかない

○ いぼし ○ ほわこまりをりますか ○ おまい

か ○ きたならば ○ もしわけかてきま

しよ ○ はるになるト ○ みなほかいドに

○ いてしまいます ○ わたしも ○ こころ

ぼそくありまする ○ ドかはやく

きてくだされ ○ かねを ○ もろた ○ こトた

れにもきかせません ○ それをきかせるト

みなのまれて ○ しまいます ○ はやくき

てくたされ ○ はやくきてくたされ

はやくきくたされ ○ はやくきて

くたされ ○

いしよのたのみて ○ ありまする

にしさむいてわ ○ おかみひかしさむ

いてわおかみ ○ しております ○ き

たさむいてわおかみおります ○

みなみたむいてわおかんておりま

する ○ ついたちにわしをたちをし

ております ○ ゐ少さまに ○ついた

ちにわおかんてもろております

る○なにおわすれても ○ これわす

れません ○ さしんおみるト ○ いただいております

る ○ はやくきてくたされ ○ いつくるトおせて

くたされ ○ これのへんちちまちてをり

まする ○ ねてもねむられません


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母シカと野口英世


現代文訳/お前の出世には、皆たまげました。わたくしも喜んでをりまする。中田の観音様に、毎年、夜籠りをいたしました。勉強なんぼでも切りがない。烏帽子(烏帽子村から金の催促)には困りをりますが、お前が来たならば、申し訳ができましょう。春になると、みな北海道に行つてしまひます。わたしも、心細くありまする。どうか早く来てくだされ。金を貰うたこと、誰にも聞かせません。それを聞かせると、みな飲まれてしまひます。早く来てくだされ。早く来てくだされ。早く来てくだされ。早く来てくだされ。一生の頼みでありまする。西さ向いては拝み、東さ向いては拝みしてをります。北さ向いては拝みをります。南さ向いては拝んでをりまする。一日には、 塩断ちをしてをります。栄昌様(天台宗の修験者)に一日には拝んでもろてをりまする。なにを忘れても、これ忘れません。写真を見ると、戴いてをりまする。早く来てくだされ。いつ来ると教へてくだされ。これの返事待ちてをりまする。寝ても眠られません。


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野口 英世 (明治九年十一月九日~昭和三年五月二十一日)

福島県 耶麻郡 猪苗代町出身。高等小学校を卒業、上京し独学のみで医師となった。後、渡米してロックフェラー医学研究所の研究員となる。黄熱病、梅毒などの研究で知られる。ノーベル賞の候補に三度も名前が挙がったが、黄熱病に罹患し1928年5月21日、ガーナ共和国のアクラで死去(五十一歳)した。

引用元/野口英世資料館 参考/ウキペディア


さあ、田舎に帰ろう。


付記/大阪府のモミジの名所、箕面公園野口英世博士の銅像があります。
大正四年の九月のこと。野口博士はようやくアメリカから帰国出来ました。そして老母シカに親孝行したいと考え一緒に東京、名古屋、伊勢、大阪を旅した。大阪でのこと、箕面の料亭「琴の家」で隣に座る老母シカに、何かと心を砕き孝行した野口英世。その姿に女将が感銘を受け、顕彰したいと考え建立したとのことです。


参考資料/「この愛届きますか」歌 和田アキ子

YouTube

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