minminzemi+81's blog

あがら おもしゃいやしてぇ~ よう~ ゆわよ ノシ

藝術 文藝

「この海の向こうに」とりあえず記録し、記憶しておこうか。【神曲】

その親子は何処までも透き通る、キラキラと輝く宝石のような海に、釣り糸を垂らしている。緩やかな風が親子を撫でている。もう陽は、傾きかけていた。 「今日は釣れないねぇ」と、子どもは言う。 「そうだね・・」と、お父さんは言う。 「なぁ、つよし」とお父さんは不意に言っ…

「クリパー終了した後、起ったら絶対ヤだっ!」な状況とは【文藝作品⑫】

サンタってへんてこコスプレしてさ、妙な髭爺が深夜に自分ちへ気付かれないようコッソリ侵入して来るんだぜ?そんなヤツは変態に決まってるぅ・・それはともかく。

名作、第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」【大好きな映画⑩】後半パート

豊島で出逢い、石切さんで奇跡の再会を果たした寅さんとふみさんは翌日、生駒宝山寺へ出掛けます。そこで絵馬奉納時、ふみさんに“生き別れの弟”がいることを知った。だが、何故か逢うことをためらうふみさんに、寅さんは「いますぐ逢いにいこう」と言う。二人は弟が勤…

名作映画、第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」前半パート【大好きな映画⑨】

わたしは大阪生まれで、大阪市内で永く住んでいた関係上「浪花の恋の寅次郎」に、メッサ期待していたのです「いよいよ、大阪の寅さん!よしっ!」個人的に想い入れタップリの映画やねんな。

傑作映画、第3作『続々 男はつらいよ フーテンの寅』1970年1月公開【大好きな映画⑧】

「第三作 男はつらいよ フーテンの寅」は案外面白い。もしかして通好みなのかも?本作監督は、山田監督に変わり、森崎東監督のメガホンとなります。

あの「しょうこおねえさん」を、再検証してみる。天才or奇人?エピソード四選 plus next one【推し歌手】

子供と一緒に見ていた「おかあさんといっしょ」。お父さんと子供が二人で観る番組「嗚呼、なんてシュールな情景」であったことか。その番組冒頭、やたらハイテンションな歌のおねえさんがいた。彼女こそ「はいだしょうこさん」だった…

竹内まりやの心に刺さる名曲『人生の扉』英語歌詞訳チャレンジ『いのちの歌』の二曲【神曲二選 +1】

この曲『人生の扉』の魅力は、誰もが願う普遍性や心に刺さる歌詞「満開の桜や 色づく山の紅葉を この先いったい何度 見ることになるだろう」気になる英語歌詞のパートに特長があります。

年末年始には「ゆるキャン△」でしょ。もっかいまったり見直して観たら、なんかエエやん☆【推しアニメ&実写版】

「漫画連載→テレビアニメ→テレビドラマ→ゲーム化→アニメ映画化(いまここ)」という流れで、いままた人気のコンテンツとなっています。その秘密とは?『ゆるキャン△』の魅力を語ってみる。

厨坊とちゅんぼ大人に捧ぐ。迷作童話 『栗鼠と栗』第一話【文藝大作】

じつはこの間のことです。ふと「秋の俳句 🍂🌾」をこしらえてみた…『なすび好き きゅうりも好き くりと栗鼠』このあまりの出来栄え♡に気をよくして、次は童話チャレンジしたのでござる。

佐久間信盛のお墓発見!からの~織田信長の手紙、など考察してみた【武将列伝】

奈良十津川にて、偶然に「佐久間信盛の墓所」を発見しました。織田武将の中では、地味で目立たないパーソンですが、筆頭家老をつとめていたのです。

子供の頃、経験した事象と見事シンクロした『女並通り』(従姉妹シリーズ)【文藝作品⑫】

子供時代の記憶を探っていたら、ふとした不思議体験を思い出した!さらにはSNS上にシンクロニシティする話も見つけた。これはいったいどういう事だろうか?

2ちゃん「洒落怖」で一番興味深く、面白かったのが『師匠シリーズ』【文藝作品⑪】

2ちゃんねる板「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」通称『洒落怖』の中で一番興味深く、かつ面白かったのが『師匠シリーズ』だった。2003年あたりから連綿とSNSで続く、名物シリーズなのだ。その中で、特にオススメの作品を紹介します。

「鬼」は本当に悪者だったのか?征夷大将軍「坂上田村麻呂」 鬼ヶ城 奇譚【歴史伝承】

いまに伝わる、坂上田村麻呂「鬼ヶ城」の鬼退治伝説。しかし何故、鬼は一方的に虐殺されねばならなかったのか?「鬼なんだからあたり前」と思ってはいけない。この伝説は、そのことを何も語ってはいない…

見渡す限り雪景色。軍歌「雪の進軍」始めっ!【明治時代】

永井 建子がこしらえた『雪の進軍』は優れた軍歌です。日本帝国陸軍が日清戦争の後、北の「露帝国」を仮想敵とした時代。歌詞をよく聴けば、巧みな厭戦歌となっていることが判ります。そこには最前線の極寒の地で疲弊した、兵士達のやるせない空気感が漂っています。

聖徳太子没後1400年。法隆寺ほど謎を秘めた寺院はないからね『隠された十字架』推奨本【文藝作品⑩】

梅原猛の『隠された十字架』は、怨霊信仰の法隆寺論である。新潮文庫版を買ってはみたものの、その「驚愕する内容と学者文体」になんだか恐れをなし、狼狽え、中途でパタンと本を閉じて書架封印してしまった。そんな過去がありました。日本史からのアプローチにより…

古くて新しい謎に充ちた物語、芥川龍之介の小説『妙な話』について考えてみる【文藝作品⑨】

主人公の「私」は旧友である村上から“妙な話”を打ち明けられた。彼の妹である千枝子が、夫の欧州出征中に神経衰弱(ノイローゼ)になっていたと云う。中央停車場でのこと。赤帽に、突然声を掛けられた千枝子。その“謎の赤帽”が、彼女に戦地へ赴いている自分の夫のこと…

何度観ても、感動する映画『幸福の黄色いハンカチ』と『男はつらいよ』寅さんとの親和性。(1977年封切り作品)【大好きな映画⑦】

幸せの黄色の旗。これは、山田監督が掲げたZ旗なのだ。斜陽産業と言われ始めた映画界に喝を入れるべくですね…「はい、手の内は明かしましたよ、オープンリーチ!でもね、感動で泣かします、なおかつ笑わせますからね。さぁさぁ、お立会い。映画館にいらっしゃ~い」と…

日活映画『大出世物語』という、なんだか不思議な昭和の物語【大好きな映画⑥】

主人公の「六さん(小沢昭一、当時32歳だった!)」は、リヤカーを引っ張り、紙屑を拾って生活している「屑屋」だった。毎日毎日「安井印刷株式会社」へ出向く「無遅刻無欠勤の働き者の屑屋」なのである。この六さんには、長女を始め四人の子供、でも妻とは死に別れ…

明智光秀が愛宕山にて決意表明しました。コレホントですかぁ?『愛宕百韻』について【歴史ミステリー】

歴史ミステリー「本能寺の変」明智光秀が愛宕山の歌会で初めて「謀叛の意思表示した」といわれています。しかし、それは本当のことだろうか?少し考察してみました!

年末に聴きたい神曲「J-POP ballade #7」を発表します!【神曲】

ことしも、あと僅かとなりました。まもなく一年が、終わるのであります。 色々な出来事があった。振り返る思い出も、ある。そんな十二月。物思いにふける時、ふと聴きたくなる楽曲が存在します。

映画『劔岳 点の記』と『岩と雪の殿堂、劔岳』三角点と標石を巡る熱き物語【大好きな映画⑤】

映画『劔岳 点の記』 とは、陸地測量部の測量官「柴崎芳太郎」と、民間山岳ガイド「宇治長次郎」たちによる、日本地図完成に命を懸け劔岳の初登頂を目指した、山男達の熱い物語なのだ!

いったい何を意味するのでしょう?『きのこ会議』夢野久作 【文藝作品⑧】

キノコ会議は、傑作小説『ドグラ・マグラ』作者 夢野久作先生の知られざるファンタジー。しかし、この話はいったい何を意味するのやら?『きのこ会議』の真意を探ります。食べるならヤッパリきのこ鍋だねっ!🍄

あの清少納言の「枕草子」を、紀州人の「ピローノート」として方言化してみた結果【方言考察】

日本の伝統文化や話し言葉は、中央から地方へと伝播してゆく。ひとの流れと共に言葉も伝わり、そして地方詞としてそれぞれの土地に保存される。 奈良・平安京に比較的近い「紀州、和歌山弁」の「ヘンテコさの正体」とは、いったいなんだろうか?探ってみました。

国民的 傑作映画『男はつらいよ』結構毛だらけ、猫灰だらけ【大好きな映画④】後編

この「男はつらいよ」シリーズで、山田洋次監督が練りあげた作品スタイルは、松竹大船調と呼ばれた「小津安二郎」や、娯楽作品「人情喜劇シリーズ」なども併せ持つ当時の「イケてる近代スタイル」でした。登場人物それぞれが義理人情にあつく、心優しい人々ばかり…

アニメ『終物語』のネタにもなった「モンティ・ホール問題」を考えてみる【数学問題】

それは三つの扉のうち、「新車の待っている、アタリの扉」がひとつ。残り二つの扉の向こうには「ハズレのヤギが、待っている」こんな設定になっています。挑戦者が正解の扉を選べはもちろん、最新型の自動車を手に入れることができます。

日本人が観ておくべき傑作名画『男はつらいよ』紹介します。八月二十七日は「寅さんの日」【大好きな映画③】前編

八月二十七日は「寅さんの日」なんだって。映画『男はつらいよ』第一作、1969年8月公開。家出から二十年振りに、葛飾柴又の「とらや」に帰ってきた車寅次郎は、おいちゃん、おばちゃん、妹のさくらと涙の再会を果たす。「お兄ちゃん! 生きてたの…」どうやらとら…

リテラシー問題!『男はつらいよ 寅次郎相合傘』伝説的 爆笑エピソード「メロン騒動」に想う【大好きな映画②】

この話が爆笑できるかどうかで、リテラシー能力のあるナシまで解ってしまうのカモ。果たしてあなたは「人間の心のヒダヒダ」を読み切れるでしょうか?笑いのポイントは…

啖呵売なら『男はつらいよ』で覚えた。なんの役にもたたないケドも。アイ♡ラブ寅さん【大好きな映画、その①】

お盆と年末、いち年に二回、兄と一緒に『男はつらいよ』を観にゆくのが兄弟でのキマリだったのです。なぜ恒例となったのかは定かではないが、気づいたら鉄板行事となっていました!

明智光秀が襲撃した本能寺。そこより四百キロ離れたお寺に「信長の首塚」『富士山 西山 本門寺』後編【歴史ミステリー】

篠突く雨が続く鬱陶しい“梅雨の真っ只中”でした。京 本能寺での馬揃のため、光秀は居城 丹波亀山城を、猿の刻に軍を発進させた。やがて日が落ち、月も出ない暗い丹波街道を急ぐ、軍勢一万三千。昨日の雨によりぬかるむ山道を、ただ黙々と進む…天正十年六月二日未明。…

明智光秀と織田信長と本能寺の変。そこから四百キロも離れたお寺にある「信長の首塚」『富士山 西山 本門寺』前編【歴史ミステリー】

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公である、明智光秀。「本能寺の変」は永遠のミステリーと呼ばれ、いまだ多くの歴史ファンを引き付けます。その明智光秀が本能寺の変において、犯した最大のミス「信長の首がみつからない!?」この謎を考察してみたいと思い…