出発前、ふと「何かヤだなぁ・・友ヶ島」と、想った。それは何故なのか、判らなかったが・・。
少し昔話に、なりますかね・・
「ラピュタにそっくりィ~♡」
そう、あるレイヤーさんが呟いたそうな。するとSNSで一気に拡散し、いまや「日本一有名な無人島✨」となった和歌山市の沖合、紀淡海峡に浮ぶ友ヶ島。まぁ、そこに家族でお出かけした時の話なんですが。
「何かヤだなぁ、何かヤだなぁ」
いえね、地元だし子供の頃から何度も渡島しているから、モチベもイマイチ上がらない。すでに大方、判かっちゃってるんだもんね、この島は。
例えば、第三砲台跡地下にいた兵隊幽霊※は、毎日ドカドカやって来る観光客に耐え切れず、遂にどこかに家出したコトなど、どこいった?笑
「おいおいマジかよぉ、ソレ?」
まっ、真偽はともかく。朝からユルヌルしていたら、キッチリ始発一便に乗れなかった。嗚呼、予定調和かよ。で、しばしボンヤリ海を眺めます。
(※地元には昔より兵隊幽霊の目撃談(マジもん!)がありました。しかし、残念なことに最近は、聴かなくなりました。これ残念なんだか安心なんだか、なんか複雑ですねぇ)
渡船乗り場で「まっ、仕方ない。次の便で、ええんやないかい?」と、ジモティならではの余裕をコキました。そして海上売店カフェにて、茶をシバクことに。あ、懐かしのフレーズだ「チャーシバク」てね、昭和レトロ語だよ!
海上売店カフェとは、物売りのついでに「兄ちゃん達、コーヒでも飲みなぁよぅ~♡」といった「オバチャン完全脱力系なお店」なんですよ。加太推奨店のひとつ。
それでこのお店にて、サクッと珈琲なぞ発注して、すぐに手持ちブタさんになりました。🐷ブ~ブ~♪では、では、ブログ用に適当写真でも撮るか。フェリーはまだ当分出ないからね。
写真撮影開始だっ!自慢のデジ亀登場
店の窓から見える加太大橋を、取りあえず撮影する事に。まず窓を開けパシャ!すぐモニターで確認してみる。う~むゅ・・なんだかなぁ。
あっ、そーです。知る人ぞ知る、このビューポイントはかっての映画『男はつらいよ』に登場した名所なんですよ!
▽動画/24作『男はつらいよ 寅次郎春の夢』予告編。
赤い大橋の下を、寅さんが居眠る観光船『えびす号』が、左(海側)から→右(河川)へと通り過ぎたシーンだったね!カメラがパンする。なので、漁船が通過しないかなぁ・・な~んて思って、撮影してみますた!
「うわぁ、何かイマイチだなっ、逆光が強過ぎるな」(窓は真東むいている)すぐに窓を閉め、灯台の置物をアレンジしてパシャ!また、すぐ画面確認する。
「ん~ん、ん?あれぇぇぇ?」
「これはっ、これって、さぁ~」
『何だぁ~この手はぁぁ~!!!』
「写っちゃったぁ~カモ?」
ガラスの向こう側、海側から赤い手が「灯台の置物をつかみ取ろうとしている」なんだぁ、それ?!さらに、さらにですね、この写真を拡大してみると、何と灯台と赤い手の間には・・
金色の服きた『コビトのピコ太郎』が踊っている・・???そんな、馬鹿なぁぁぁ!コビトってか・・コビトは笑けるwww
「こんなの、面白すぎるぅ!」
撮影時自分の両手は、カメラをホールドしていた筈である。そして正面位置で窓に正対して、シャッターを切ったので、単なる映り込みは考えられない・・が。
「いったいコレはどんな TRICK なのかっ?!」
まさに「心霊写真の誕生」だっ!いや、まさかの念写?そんな念送った覚えはないぞ。
「マルっとスリット、お見透しだ!」
・・ブツブツ・・ガラス窓だけにぃ
なにそのオチは、全く腑に落ちないぞっ!
▽誰か教えて友ヶ島の歩き方!というワケで。
○付記/いやいや、写真合成みたいなメンドイこと、してまへんぇ泣
(1700文字、Thank you for reading. Enjoying The Tomogashima!)#友ヶ島#心霊スポット#なんて素敵な和歌山なんでしょう