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あがら おもしゃいやしてぇ~ よう~ ゆわよ のし

「大塚国際美術館」想定外に凄かった! 展示作品数、展示方法も、我々の想像を超えた“巨大な美術館”でした。 徳島県 鳴門市【西洋陶板美術館】

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JR徳島駅前にて作戦会議
渦潮で有名な大鳴門橋のすぐ手前に「大塚国際美術館」がある。この美術館は、徳島が誇る大企業「大塚製薬」が創設しました。館内には世界中の名画(陶板複製)何と1000点余り展示されています。

かの有名な「大塚国際美術館」行かねばなるまいて

 

ゴゴゴゴゴゴ…逆巻く渦潮、徳島名物ではなくて、ジョジョでもなくて。いよいよ“芸術の秋”が到来だ! いやさ、とっくに冬だしね。まもなく“年末”だし。

寒風吹きすさぶ怒濤の鉛色の海、サブいっちゅうねん💢この日はキンキンに冷えて雨まで降って、モチベのさがるコト、下がること、ダダさがり中…

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南海フェリーから眺めた景色はサブいぼ

 「なんでこんな日に、海を渡ってまでね、もうおかしいよぉ~」

でも「ボキ、負けないぞっ!」 徳島ラーメン(大)だって喰ったんだし、“いのたに本店のちゅーかソバ”美味しゅうございました。「きゃほ~い♪」↓↓↓これ、これ!

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「コラコラ~餅つけ、錯乱状態なのか?!(笑)」今回ばかりは、妙なハイテンション!

 

大塚国際美術館の駐車場から、正面玄関へ移動

 

さ~てと、徳島県鳴門市、渦潮で有名「大鳴門橋」の手前の山に『大塚国際美術館』が「どっか~ん!!」とありました。この美術館は地元徳島が誇る大企業、オロナミンCや、ポカリスエットなどで皆様お馴染みの「大塚製薬」が創設したそうです。

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大鳴門橋から観た川のような渦潮

実業家ってホントやること、エグいと想う凄いですねぇぇ~ご立派。

我々は美術館の駐車場に愛車“ヴェンツ”を停め、ヴェ…「すいませんウソをついておりました。“ヴィッツ”でした」正面玄関までは、巡回専用バス(五分毎位)で移動します。

そして入り口カウンターにて、入館チケットを買いました(ローチケでは、ありませんよ。正規料金払いましたっ!なぜか大威張り)。これには事情があったが、いまやどうでも良い。

さぁこの入館料は一体、高いか安いのか?「んー、高いに決まってるやろっ!」はい。

入館料/一般 3.240円

大学生 2.160円

高校生以下 540円

 

展示に関する注意点とは…ビックリィ~ですね

 

聴けば展示作品の「写真撮影が、可能✨」とのことで、ならばバシャバシャ!!とスナップ(三脚は禁止)ることにしました「こりゃ萌えるぜっ!!」なんて気持ちイイこと、この美術館は言ってくれるのでありませうか。

ハナから「好感度がアップ!」しましたっ!

さらには、何となんと「お触りも、自由✨」はいどうぞ、とのことなんですよ「アンタも好きねぇ♡」とか、云うよねぇ…いやいや、ちがふ。

美術館で「名画にタッチ出来る」とは“掟破りの作法”なんですね。ワタシの知る限り、到底ありえないコトです。

 

展示作品をサクッと見るその前に、建築構造が凄かった

 

そしてエントランスからは、まず長さ41メートルもある、エスカレーターで移動します。この昇って往くワクワク高揚感がまた、たまりませんね。一見ムダとも思えるこの長スペースのとり方、これから始まる“美の冒険”の期待値を高めてくれますよ。

建築設計した方は中々偉い、こりゃたいしたもんです。

このやり方、入口付近を混雑させないため考え出されたと、思われます。「いいですね、いいですよ」ほら団体動線にまで配慮されています、ホ~ント感心した。

調べてみたら「坂倉建築研究所」の設計によるとのことです。外国の高名な建築家ではなかったね。施行は「竹中工務店」で“オールメイドインジャパン✨”でした。

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41メートルエレベーター

ラビリンス最初の仕掛けとは、入口から始まる

 

それでこの41mエレベーター登りきると、またも驚いた。「地下三階に到着」するのです。「え~と、ではでは、駐車場から見えた山の上の建物は、一体何だったの?」これがラビリンスの最初の仕掛け。

MAPを見ると地下三階から地上二階まで、山を掘り下げた“シャフト構造の建築様式”だったのでした。そ~だとすると、ここは山のあなあな…「王家の谷かよっ!」

(※王家の谷とは、エジプトはルクソール岩山にある岩窟墓群のこと。ツタンカーメンの墓が発見されたことで、一躍有名になった。)

 

世界中の名画、建築物が集結する異世界、ラビリンスに迷い込む。

 

「マップ&ガイド」読むと何やら“コンセプトが凄い!”のだ

 

案内所にて「マップ&ガイド」をゲッツする。頂戴しました「案内パンフ」によると、館内に世界中の名画(陶板原寸複製)が、何となんと、1000点以上も展示されています。

⇒「1000点の絵画が並ぶ姿、イメージが湧きませんね」

古代から現代まで、誰もが知るべき重要な美術品ばかり(多分そう)を選び展示しており、複製陶板に将来は「ホンモノを鑑賞して欲しい!」と、メッセージを込めたというのです。

⇒「将来はホンモノ、いまはフェイク!」おーけぃ、意図は判ったぜっ。

 

プロジェクトX”みたいな話「一握の白砂」から始まった

 

それは「陶板画美術館を建設したきっかけ話」なのですが。始まりは1971年、大塚製薬の相談役 大塚正士氏のもとに届けられた「一握の白砂」から始まったという。

♪風の中のすばるぅ~砂の中の銀河ぁ~♪

「その砂はどうしたのだ?」

「これは鳴門海峡の砂です」

「この砂でタイルを造ろうと思っています」

この時期に、鳴門海峡に面した砂浜で採れる「白砂からタイルを造る事業」を提案され1973年には、砂からタイルを製造する「大塚オーミ陶業」を設立した。だが、続くオイルショックで、景気が一気に低迷した。

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グルグル渦巻く鳴門の渦潮

これでは「全くタイルが売れない…」男達は苦悩した。そして閃いた! そこでタイル受注のなくなった「大塚オーミ陶業の技術」のアピールも兼ねて、陶板に絵を描いて“陶板美術品”を作ることを思いついたのです。

このへんの“センスは流石”ですよね。

その後、大塚グループの記念事業として「大塚国際美術館の建設」まで発展していく。この“鳴門”と云う場所も、ここが「大塚グループ発祥の地」であることに由来しているらしいです。

そうだったのか「この場所が、大塚の始まり」でしたか。

 

システィーナ礼拝堂 最後の審判」最初の見どころです

 

さぁ、正面にいきなり現れたのはドド~ン!『システィーナ礼拝堂 最後の審判』のテンペラ天井画じゃあーりませんか、ド迫力です「盛り上がり半端ないって、マジ半端ないって、大迫…いや大迫力!」だった。

その描写力がもう「ビッくらポンでっせっ!」これがラビリンス、ふたつ目の仕掛けですか。イキナリ目玉商品なのですか??

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システィーナ礼拝堂

誰もが度肝を抜かれるこのホール、ミッケランジェロ先生が描いたというあの高名な⇒「神様とアダムが指を伸ばしてETタッチ」しているヤツ。

たしか美術の教科書に載っていましたよね。あれだよ、あれ「ルネッサ~ンスやないかぁ、あっはっはっ~乾杯!」なんて落書きした、古き思ひ出が…←あかんやろ~笑

そうそう「旧約聖書の創世記」の有名な部分だったんだね。神様がボーイズを引き連れて、アダムを自分の“BLハーレム”に勧誘している場面だった。←それもたぶん、違ふ!

そう、よく言うよね「これ伯爵家の婚礼やないかぁ~!」←やっぱ判ってない!それは『ルパン三世カリオストロの城』に登場する、お城教会の話だよね。確かにこの天井画みたいな絵が描いてあったよ。でも、あれは“架空の城”だしね。と、長いツッコミ。

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神様とアダムがETタッチ(天井画)

この天井一面ワシャワシャな沢山の絵は、ミッケランジェロさんが「上向き首をクキッ!」とさせたまま、描き続けたというアンビリバボー話が伝わる。

もっともいま観ている絵は陶板、フェイクなのではありますが、建築様式まで再現されてはもう「マジ凄いっ!」としか言いようがないではないか。

我々も首を“くきっ”とさせ、天井画を眺めております。

 

訪れる前までは想像も出来なかったクオリティ

 

そうです、訪れる前の夜。ぶっちゃけはっちゃけ「ようするに、コピー作品だろ?」とか「陶板絵画て、タイル貼りか」と「…それじゃあ、ありがた味がないよなぁ~!」などと、散々なこと言ってたのは、事実でした。

まったくもってベロベロ舐めておりやした大塚さん、すいまへんどした。はやくも反省しきりな我々でありまする。

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システィーナ礼拝堂は二階からも眺められる

追記/2018年の紅白歌合戦では、夜の大塚国際美術館で『Lemon』を熱唱した「米津玄師」が記憶に新しい。

彼の故郷である、徳島からの生中継でした。大量のローソクが並べられた中で、彼の独特な歌声は、夜の「システィーナ礼拝堂」の雰囲気にあっていました。

そして、バックダンサー「菅原小春」の踊りも、マッチングが良かったね。

 

なんてことでしょう、驚きの陶板絵画の実力とは?!

 

この陶板絵画なんですが「年月が経っても原画のように劣化せず」また災害にも強く「二千年以上も色やかたちを保存出来る」といい、また「屋外展示(紫外線など)にも強い!」と言うのですから“驚き桃の木”です。しばしこの異空間に、“時間を忘れて”圧倒されていました。

なんか“予告フラグ”がどっかにあったのですが、もう忘れている。 何だったっけ?!

 

とりあえず、見学順路どうりに辿ってみます

 

さてお次はどこに行くかな?館内順路は通路足もとに⇧矢印があり、それを順々辿れば「モデルコースどうり」に見学することができます。

もちろん思いつくママ「気ままにさまよい歩く」というのもオオアリクイですが、各展示スペースのとり方が贅沢に広いのです。若干迷いますね。

また、これはあとから知ったことですが、案内ガイドさんが説明してくれる「定時ツアー」があったみたいなのです。“ゾロゾロ団体歩き”が苦にならないならオススメです。

 

フェルメールのお部屋発見!ヤッパいいわ見返り少女

 

いまいる地下三階フロアーは、古代遺跡の再現、中世の宗教絵画だけかと思いきや「フェルメールのお部屋」を発見しました。

成程! これは「入場者への気配りなのか、最近流行りの忖度か?!」宗教絵画で胸焼け起こした方への、しばしの“ほっこり癒し空間”なのですね。

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フェルメール真珠の耳飾の少女

日本人が愛してやまない『真珠の耳飾りの少女』と、ご対メーン! 彼女は「あら、来たのね♡」と言ってくれました。もちろんコレは幻聴ですね。うるうるした瞳、半開きの口元、これはまさに“西洋の振り向き美人”ですな。

絵画にジリジリにじり寄り“ジッ~”と観察すると「単なる写真焼付けではないこと」が解った。さらに絵の具(材料不明)で「ニャンとっ!」ですねぇ、盛り上げているのだった。フツーそこまでしますかねぇぇぇ<驚

 

修正盛り過ぎにご注意!駄目ポイント発見した

 

その“盛り方”が良くわかる作品があった。印象派の巨匠クロード・モネ先生の『散歩、日傘の女』この作品はまさに印象派代表、光と影で構成されているね。

夏の強い陽光に照らされた日傘の女性。“顔まで逆光で誰だか判らない! バレると都合のわるいヒトだったのね…?

陶板のコチラは、いわば「盛り過ぎィ~!」てヤツで、ライトで何やら“テリテカ”していましたよ。オリジンはこんなにテカってないね「ヤリ過ぎだよ、ヤリすぎっ!」だよね。

そうだ、ここで絵画にタッチタイム!お触りすると…

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モネ『散歩、日傘の女』

指で触ってみると“少し脂っぽい感じ”がしたな。あまり楽しい感触ではなかったね、当たり前だけど。もしかして何千何万という人々に彼女は「ぺたぺたお触り」され続けたのかもしれないな。

その手油ベッタリのせいだとすると、こりゃかなりヘコみまする。

 

ありゃりゃ「秘技の間」とは…なんですかね

 

考古学に興味ある方ならこの部屋に“興奮してしまう”かもしれませんね。ポンペイレッドというそうですよ。紅い壁面に人物の連続レリーフ、なんだか“怪しげな儀式”をおこなっている人々が、描かれています。

床のタイルもオシャレパターンですねぇ、Coolですよ。

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ずいぶん怪しげ「秘技の間」

 一説には「ディオニソス教の入信儀式」の場面を描いていると、言われていますが。しかしその「秘技」とは?!まぁ、有り体に言えば「卑猥な儀式、なんだろうなぁ~!」と想いました。

 

屋外展示もありましたね。貝殻のビーナス復活

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貝殻のビーナス(屋外展示)

中庭に『貝殻のビーナス』の復元展示↑があった。西暦79年のヴェスヴィオ噴火で消滅した町ポンペイで、この絵が廻廊中庭から発見されたため、大塚美術館でも屋外に展示しているという。

アフロディテは「美の女神」なのでした。

そしてこちら↓がボッティチェリ作『ヴィーナスの誕生』ですよ。両者比較すれば、画法の進歩がハッキリ見て取れますね。「人類の進歩と予定調和」ん、予定調和てか?!

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有名な「ビーナスの誕生」

でもこのビーナスさんをよ―く観れば、人体構造的に有り得ないポーズをとっている。なんだか“グネグネ歪んで気持ちが悪い”やね。首が長いわ、手が長すぎるわ、左上の“エロ絡みのフーフーしてる天使”もデッサンがおかしいよ。まぁ、神様なんだから「骨格や筋肉構造がない」のでせうね。

ビーナスの誕生なら「カバネル」推奨推し。醤油こと、いや違った⇒「Show you coat!」

 

美術館の教会で、結婚式場までやるらしい

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スクロヴェーニ礼拝堂

ここ『スクロヴェーニ礼拝堂』では、ホントに結婚式を挙げるひとがいるという。たしかに街場のアレよくありのチンケな○○殿なんかより、百万倍気分がイイ♪のは確かですね。そのための貸切り「ウエディングプラン」もあるみたいです。

 

ようやく気づきました。大塚国際美術館の実力に 

 

しかし、この地下三階フロアーだけでかなり“お腹いっぱい”になりました。て、ことはですよ、残りあと“四面クリアー”が待っている訳で、単純計算すると…「がが~ん!」

ここに来て、ようやく気付く「大塚国際美術館の全体像」その“ボリューム感”てものを「そ~だったのかっ!これではラスボスまで、辿り着けない!!」

のんびりまったり鑑賞していては、全クリアは到底無理なのですね。

ラビリンス三つ目の仕掛け。気づいた時には“全クリ”はミッションインポッシブル!「はい、あなたリピーター確定!」フラグです。

んっ?!「確定してしまったか、仕方ないなぁ」また、来るか。オッパイほりだしたオネーさんに導かれ…「逝くぞぉ、おまーら!!」フォー!!

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ドロクロワの「民衆を導く自由の女神

しかし、どう見ても“女海賊”にしか見えないよね、ナゼこれが「自由の女神」なんだろ?きっと何かを風刺した画だろうねぇ。

そして、ここから妙な「駆け足モード」になりましたよ。美術館で実にバカバカしいことですが、スキップモードなのです。

…てな訳で、端折り解説、始めます。

 

仕方ないので、メッチャ気になった作品だけを紹介します

 

焼失した復元作品もある、ゴッホ『七つのひまわり』特集

 

地下一階にあった「七つのひまわり」のブースでは、ヴァンゴッホさんの代名詞ともいえる“ひまわりの連作”が企画展示されていましたよ。

なんでも「開館二十周年記念企画?」とかで、館内アチラコチラにも、ひまわりのオブジェがありました。“向日葵玉”これは、なかなかに愉しい演出ですね。

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大塚国際美術館HPより

例えば、大戦末期に日本が空襲され、焼失したゴッホの「ひまわり」の展示がありました。“失われた絵画が再び蘇る”とは、実に素晴らしいことです。

これには、素直に感動してしまった。いまは「現存しない作品の再現展示」が、できるのが陶板絵画の素晴らしさですね。

個人的にはこの“消失ひまわり”がいいな。ダークモアモアな背景色、ゴッホらしいと思いますね。他の“金満ひまわり”は、なんか“ヤな感じ”がするからね。

ゴッホさんは、自分たちの黄色い家に飾るために“これだけの連作”を描いたと云う。凄い情熱家でありまする。かなり絵の具が盛り上がっています。

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日本で消失した「ひまわり」

しかし、いまや世界中の“お金持ちの国々”に分散してしまった七枚のひまわり。一堂に眺めるのは圧巻の一言ですね! これ絵画好きには“たまらないブース”だと思いますよ。

以下、六枚のひまわりを比べて見てください。

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オランダの「ひまわり」

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アメリカの「ひまわり」

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日本の「ひまわり」

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イギリスの「ひまわり」

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ドイツの「ひまわり」

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個人蔵の「ひまわり」

如何だったでしょうか?“お腹いっぱい”になる感じが、“絵画の満漢全席”ぶりが、伝わりましたでしょうか?!実に精神衛生上よろしいかと想えますね。

そう例えば、有名画家の展覧会に行きますと、他人の頭越しに“トリミングされた名画”を眺めたりしますが、わりとありがちな状況(笑)ですね。ここでは「近くから遠くから気の済む迄、眺めすかして触って」じっくり楽しめましたから気分がイイ。

また高尚ぶった“インチキおやぢ”が休憩所で「やはり本物は違うんだよぉ、ちみぃ~ホンモノは…ブツブツ」うさんくせェ~ホンモノ教、あれぜぇ~たい「信用ならないタイプ(爆)」ですから。いろんな意味でもね「そこのお嬢さん、ご用心召されよ!」

ヴァンゴッホさんの展示されている絵画中、ワタシの一番のお気に入りは「タラスコンへの道をゆく画家」ですね。キュン死しそう。ずっとずっと、眺めていられるよ。

⇒「ゴッホんといえばタラスコン」キャッチまで作っちゃいました!

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タラスコンへの道をゆく画家

ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』修復ビフォーアフター比較展示

 

有名なダ・ビンチの“最後の晩餐(本物)”ですが、近年修復されイメージがまったく違うものになったと、聴いていました。

ここではその「修復前と修復後の絵の違い」を壁面前後で、再現してあったのです。修復前の“薄らぼんやり”とを見比べると「何てことでしょう、匠の技でここまで甦るとは…」“ビフォーアフターの差”をじっくりと見比べました。

キリストさんが呟いた「この中にワタシを裏切るものがいる!!」てな場面で、12人の子分が“てんやわんや”になっていますな。相当揉めているのが判りますね。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

そうだ小説、映画にもなった「ダヴィンチ・コード」では、キリストの向かって左側人物が愛人「マグダラのマリア」とか。言われてみれば“女性”ですなぁ。で、絵の人物構図が「M」字になっていてそれを“暗示”しているとか。…確か、そんなネタ話だった。

この最後の晩餐コーナーも、結構“興味深い体験”ができました。

 

近代絵画は馴染みがあって或る意味安心できるよね

 

ムンクと言えば代名詞の「叫び」ですが…そうなんですが、ぶっちゃけ“あの絵”のいったいどこがイイのか、ワタシには分からないのですね。あんなの頭がおか

…なのでワタシの一推しはこちら「思春期」です。

少女の肉体と精神の不安定さを見事に捉えていますね。何故か三枚にキャンパス分割されてさらに“狂気さが増した感じ”がしましたね。<笑

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エドヴァルド・ムンク「思春期」

あ、そうだ、東京の方では本物の「ムンク展」やっていたみたいですが、こちらでは“常設展示”ですよ。そしてムンクさん、絵だけではなく実に“人間が興味深い”ひとなのです。そこでエドヴァルド・ムンクさんのことを、ブログにまとめてみました。

こちらも併せてお読みください↓↓↓「真の芸術家の人生とは?!」辛いのう。

minminzemi81.hatenablog.com

 

さて、ここで「天才ピカソの凄さ!?」が良く分かりました 

 

地上一階、この展示場所は、自然光が差し開放感あっていいですよ。しかもヒトがあまりいませんでした。近代絵画好きな方、このフロアー狙い目ですね。リピーターならこちらの階から回るのも手かも?

そうです、絵描きの皆さんは「自分大好き!」なひとが多いのか、自画像を大量に遺しています。「あっ、レンブラントさんねぇ」それで、ピカソさんもそのひとりで確か各年代に渡り、十数枚も自画像を描いていたはずです。

この絵は「ピカソ90歳の自画像」だといいます。

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パブロ・ピカソ「自画像」

なんといいますか、「上手い下手を超越して一回転して、でも着地普通じゃない!」みたいなことになってますな。パッと見は「血走った猿おやぢ」ですか(笑)、この絵ピカソらしくて“大好きな一枚”です。

そして大作「ゲルニカ」 この迫力はやはり“原寸大”でないと理解できないものです。ピカソさんの絵は“分かりずらい”と、よく云いますが…「まぁそうですよね、とても判かりずら~い」何だコレ<笑 

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パブロ・ピカソゲルニカ

全面がモノトーンで、異様な空気感あります。上には裸電球なのか、はたまた爆弾破裂なのか?空襲に逃げまどう人々と狂ったような馬、天に向って叫んでいるひともいる。左上にいる“ひとの目を持つ牛”が、何やらこれ象徴的ですね。

確かに“戦争の悲惨さ”を描いているのですが、絵が記号化され“何かを暗喩”しているのです。でもピカソ自身はそのこと、何も語ってはいませんが。この絵はパリ万博に展示するために描かれたものです。世界にアッピールしたかったのですね。

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パブロ・ピカソゲルニカ

 

陶板絵画に本当に向いているのは、こんな作品なんだと思う

 

さらに「ピカソ以上に訳がわかんねぇ~ぇ」と大評判?!のジャクソン・ポロックさんの作品。たぶん最高傑作「秋のリズム、ナンバー30」この“絵の具の垂らし方”がたまりませんですな! この“リズム感と彩色”は、日本人なら大好きなはずです。例えば“ヒジキのしろぬたあえ”みたいな<笑

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ジャクソン・ポロック「秋のリズム No.30」

アンディ・ウォーホルは、アメリカンポップでカラフル、馴染みやすかった。たぶん陶板絵画がふさわしいのは、こんな作品たちかもしれない。

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アンディ・ウォーホル「マリリンモンロー」

これでようやく「古代から、現代にたどり着いた!」という感覚がしました。辿り着くまでが、まぁ~永かった。「我々は何処から来たのか、我々は何者なのか、我々は何処へ…行くべきか?!」しかし、慌て過ぎの“疲労コンバイ~ン感”ありあり。

だが“旅”はまだ終わらない。ヘッドライト、テールライト。次にむかうのは「Museum shop」すなわち、お土産探し!またも地下三階へ、ずだだだだ逆戻り。

はい、オススメはこちら。新発売「レスポワールクッキー缶“真珠の耳飾りの少女”クッキー2枚入×6袋入り、864円」“クッキーの味と缶のクオリティ”が実に素晴らしい。

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おみやイチ推しは「真珠の耳飾りの少女缶」By風月堂

○参考動画/こちらは「大塚国際美術館公式PV」です。これが「正しい見学のやり方」なのです。何てったって“公式V”なのですから。皆さん、参考にし大塚美術館でただちに実行しましょう。<笑

YouTube

 

まとめにかえて

 

入館料が高い美術館ですが、それだけの価値はあると思います。絵を描くことに興味を持ち始めたお子さんを、ぜひ連れてきてあげて欲しいですね。
ありがちの“気難しいだけのミュージアン”ではないのですから、多少のことはタブン大丈夫なんでしょう。未来の絵描きさんのために。 

 

主な有名作品の展示場所です

 
○地下三階

システィーナ礼拝堂、スクロヴェーニ礼拝堂、フェルメール、聖マルタン壁画、聖ニコラオス・オルファノス聖堂、聖テオドール聖堂、貝殻ヴィーナス、エル・グレコ、秘技の間 など

○地下二階

モネの大睡蓮(屋外)、レンブラントの夜警、ダ・ビンチのモナリザ、最後の晩餐(修復前後)、ボッティチェリのビーナスの誕生、ベラスケスの女官たち など

○地下一階

ゴヤの家黒い絵、ファンゴッホのひまわり、ムンクの叫び、ドロクロワの民衆を導く自由の女神、ミレーの落ち穂拾い、ミレイのフェーリア、クリムトの接吻 など

○地上一階

現代系統テーマ展示 パブロ・ピカソ自画像、ゲルニカ、トロンプだまし絵 など

○地上二階

現代系統テーマ展示 食卓の情景、家族、運命の女、レンブラントの自画像、シャガール など

○別館

(展示なし)

 

大塚国際美術館 Otsuka Museum of Art.

 

○開館時間/9.30~17.00

○休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)

○住所/ 〒772-0053  徳島県鳴門市鳴門町 土佐泊浦 鳴門公園内

○電話/ 088-687-3737

○リンク/http://o-museum.or.jp/

○下のグーグル画像、左側のPが大塚国際美術館の専用駐車場です。

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大塚国際美術館付近
☆美術館への行き方、参考まで

 

🚙クルマは…「神戸淡路鳴門自動車道」<鳴門北IC> 降りて北へ三分。アクセスはとても良いです。でも高速料金が少しお高いですが、3~4人乗車すれば割安感がでます。

🚎バスでは…JR徳島駅前から“路線バス乗車”<鳴門公園>で下車、徒歩約10分くらい。また、新幹線新神戸、神戸三宮から直通「高速バス」もあります。高速バスで“淡路島縦断”が安くて速いみたいですね(聴いた話)。

🚋電車では…大阪京都方面からのアクセスが、悪すぎる(遠回り乗車になる)ので、かかる時間や料金面でも、お勧めできません。

🚢船舶では…「和歌山港徳島港」結ぶ南海フェリーにて、約二時間(難波から徳島港まで、南海連絡切符が2000円)。下船後は、車か路線バスで移動します。

 

参考/大塚国際美術館マップ&ガイド、公式HP、ウキペディア

(10.000文字、thank you for reading.)